社会人になって、独力で仕事ができる様になってくると、後輩社員や派遣社員さんに仕事を振ることが出てきます。
今までは、自分のことだけに集中して取り組んでいれば良かったことが、仕事量が肥大化し、それを消化するのが大変になるため、仕方のないことかもしれません。
その中で、学んだことである、やるべき仕事に優先度をつけて処理することの重要性についてまとめました。
今回の内容は、実体験です。
①仕事に優先度をつける
仕事は四方八方から、様々な内容がインプットとして入ってきます。
エンジニアである私の例としては、製品の仕様決めや、製品評価や他社の動向調査、レポート作成等、様々な内容が舞い込んできます。
そういった中で、どの仕事から着手するかの優先順位付けがとても重要になってきます。
自分の部署で完結する内容であれば、少し納期の調整ができるかもしれませんが、他部署であったり、関連会社や外注先であれば、納期の調整は困難です。
従って、自分では調整ができない部分から先に仕事に着手して終わらせる様にしています。
その他で、やらなくても大きな問題とならないことは、上司に怒られるかもしれまんが、"思い切ってやらない"という選択をしています。
初めからゆとりをもって製品開発の計画を立てておけば良いと考える人もいるかもしれません。
しかし、エンジニアの人なら理解してくれるかもしれませんが、ゆとりのある計画等立てさせてくれません。ましてや、当初の計画から前倒して製品開発してくれと頼まれることがほとんどです。
②他人に仕事を任せるのも仕事
私自身の悩みとして、自分に頼まれた仕事は全て自分でやりたいと思ってしまいます。
理由としては、自分に振られている仕事だから、全て自分でやり切るのが筋だと考えていたからです。
そんな私を見かねてか、上司から"他人に仕事を任せることも仕事"と言われ、他人に仕事を振るといった考えが、今までなかった私としては、衝撃的な一言でした。
それから、一ヵ月程度悩みながら、先ほどの仕事で優先度分けの考えを活かして、優先度がある程度高く、ミスが少なそうな仕事を振る様にしました。
例えば、製品評価などは測定ポイントと、測定環境を間違えていなければ、トラブルは少ないが、その測定データはとても重要といった具合です。
その結果、最近では仕事も定時に前にほとんど終えれることができ、円滑に仕事が進むようになっています。任せる人も定時退社しているため、誰かが過負荷になっているわけでもありません。
③誰でも同じ仕事の質となるような取り組み
人それぞれで、仕事の質であったり、スピードが異なります。
そのため、他人に仕事を任せるといった観点では、誰でも同じ質の仕事ができるようにすることが重要になると考えます。
そのために、仕事のミスを減らすために、プログラミングを学び自動化をしたり、私が行っていることを、手順書に落とし込んだりして、だれでも同じ質でできるような仕組み化ができれば、さらに効率良く仕事ができ、自身としてのアウトプットとグループとしてのアウトプットが増加すると考えています。
従って、来月くらいを目途に、プログラミングの学習として"VBA"を少し普段の学習に取り組んでいけたらと思います。
※現時点でも、少しプログラムを組めるため、初心者ではない。
今週の世界の名言
よじ登ることのない者は
世界名言大辞典 新装版 梶山 健 編著 ヘイウッド「警句三百」より
けっして落ちない。
この言葉を読むと、落ちない人生は何も挑戦していないことと同義であると思い知らされます。