【VT】全世界に投資するETFを紹介~長期投資向け~

 

世界の10年後、30年後は今よりもよりよくなっているでしょうか.
今後世界が今より成長していくと考え自分もその経済成長の波に乗っかりたいと考えている方は、今回紹介する全世界に投資する”VT”と呼ばれるETFへの投資を検討してみる価値があると思います。

国別に考えるとどうでしょうか?
例えば、日本について考えてみると、高齢社会となり、国の借金も膨れ上がり、経済を支える若者の数も減っており、将来に大きな希望は私自身望めません。

しかし、世界全体でみると、発展途上国の成長が目覚ましく、実際統計データをみても、世界人口は増え続けています。

また、世界経済は、ITバブルの崩壊やリーマンショック、そしてコロナショックを乗り越え、大きく成長してきました。
※今の世界状況を知る方法として、FACTFULNESS/ハンス・ロスリング氏の本がお勧めです。

このVTへの投資は、"森をみて木を見ない"そういった投資だと言えます。
つまり、世界全体がどうなるかです。国個々の状態は関係ありません。

"VT"は全世界に投資するため、個別集中投資ではなく、このETF1つで分散が効いており、大変優秀なETFと言えます。

 

長期投資のETFと言えば、間違いなくこのVT(全世界株)が候補の一つに挙がるでしょう。

 それでは、VT(全世界株)はどういったものかを紹介していきます。

VTの概要

VTの基本情報について解説していきます

VTの正式名称(商品名)バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
運用会社Vanguard(バンガード) ※2
純資産額約200億$ (約2.8兆円 1$=140円)
総経費0.07%
構成銘柄数約8000銘柄 (約47か国)
直近配当利回り2.04%(税込)  ※2022年10月2日bloomberg参照
設定日2009年6月10日
※1:上記表の値は2022年10月2日bloomberg参照  ※2:現在バンガードは、日本支部がなくなり日本語サイトが無くなっております。

特徴

先進国や新興国市場を含む約47か国へ約8000銘柄で構成され、"FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(All-world)"のパフォーマンスへの連動を目指した米国ETF。
要は、全世界へ丸ごと投資です。

ETF純資産総額が約200億$であり、多くの投資家から資産を預かっており、信頼されていることが考察できます。

また、こうしたETFの特徴として、良い商品は経費率が低いことを覚えていただきたいです。

仮に、100万円を投資したとしても、年間の経費は700円です。

私生活だと、経費に多くのお金をかけると、良いリターンを得られることが多いですが、投資の世界ではこの理屈が逆転します。

その理由は、多くの投資家の資本が集まっているため、コスト(経費)をかけなくても、運用会社は利益が得られる点にあります。

組み入れ銘柄(TOP5)

VTに組み入れられている銘柄の上位5つを紹介します。

銘柄名ETFの構成比率
アップル約3.69%
マイクロソフト約3.00%
アマゾンドットコム約1.73%
テスラ約1.08%
アルファベット約0.99%
2022年10月2日バンガードHP調べ (2022/8/31)

VTは全世界株への投資ではあるものの、上位5つをみて頂ければわかる通り、世界(米国)のトップ企業ばかりとなっています。

この理由は、地域別構成割合を見て頂ければわかると思います。

地域(国)別構成割合 (上位5地域)

地域別構成割合は以下の通りです。

地域(国)構成比率
アメリカ約60.50%
日本約6.10%
イギリス約3.90%
中国約3.50%
カナダ約3.10%
2022年10月2日バンガードHP調べ (2022/8/31)

比率で明らかな通り、アメリカが世界の半数以上を占めている状態です。
全世界投資と言えど、かなりの割合でアメリカに投資しています

つまり、現在世界経済はアメリカ経済と一蓮托生で、アメリカ経済が停滞すると、この全世界の株価も半数を占めていることから下がってしまいます。

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VTのメリット(3つ)

①経費率が低い

経費率が約0.07%と圧倒的に低いです。

長期投資をする上で経費率低いことは非常に重要です。

経費率が高いと、せっかくの利益が経費でボディーブローの様に効き、長期投資の恩恵が全く得られません。

その点、VTは経費率が低いため優秀です。

②分散が効いている

VTは全世界に投資しているため、分散が効いていると言えます。

新興国、先進国共にVTに組み込まれているため、世界の成長をもれなく享受できます。

③定期的なリバランスがある

VTでは、全世界株で分散が効いていることに加え、年4回ETFの中身をリバランスしてくれます。

つまり、運用会社が勝手にETFの中身を整理してくれるため、指数との大きな乖離がないと考えられます。

VTのデメリット(3つ)

①全世界と言えど、米国株が6割となっている

全世界への投資と言いますが、地域別構成比率からもわかる通り、VTの約6割が米国株となっています。

つまり、米国の経済停滞が発生すると、全世界株と言えど軽傷では済みません。

②二重課税がかかる

VTは米国のETFであるため、分配金に米国で課税され、税金を支払った上で、日本で課税され、税金を支払います。

つまり、二重に課税がかかり、多くの税金がかかります。

この点は、所得金額にもよりますが、確定申告の外国税額控除を活用し、税金の一部が戻ってきます。

外国税額控除は私は詳しくないため、説明を省略します。


③成長していない/鈍化している国も含まれる

全世界に投資しているため、成長が鈍化している国にも投資します。

ただ、過去を振り返り、VTを長期的に投資すれば、右肩上がりで成長を続けているため、20年以上の投資をするのであれば、そこまで大きなデメリットではないと考えられます。

全世界投資 vs 米国投資

VTの概要から、全世界投資の内訳を知ると、結局全世界投資が良いのか、米国株投資が良いのかわからなくなってしまいます。

私の結論を言うと、"どっちでもいい"です。
理由は、全世界に投資してもほとんどが米国株であり、今後も米国優勢の状況は継続していくと私自身考えているからです。

アメリカのマンモス企業GAFAMに勝る企業が、登場することが想像できません。

ただ、未来のことは誰にも分らないです。
従って、世界まるごとに投資しておけば、他の国が目覚ましい成長をした時に、その利益を享受することができるかもしれないため、とりあえず投資するなら、"全世界に投資"という考えも有だと思います。

正直好みだと思います。
10年、30年先は、アメリカも世界も成長しているだろうと考えます。
20年以上の長期投資をする方であれば、"VT"への投資を検討してみてはいかがでしょうか。

私は、2022年からこの"VT"に毎月一定額の積み立て投資を始めました。
別の機会に、VTへ投資し始めた理由をブログにアップしたいと思います。

投資は気長に、無理のない範囲でコツコツと行っていきます。

過去に米国のS&P500へ投資できるETFも紹介している記事もあります。
こちらもどうぞ。

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