管理職への昇進試験で実施されるインバスケット研修とは?

2022年現在、私自身本業で昇進試験合格を目指して、試験対策中です。

1次審査はなんとか合格して、次は2次審査ですが、その審査で実施される研修で、インバスケット演習というものを実施します。

まだ本番は迎えていませんが、現時点でインバスケット演習をしてみて感じたことなどを書いていきます。

この記事で分かる事

・インバスケット演習とはどういったものか?

・インバスケットをクリアするために、自分が感じた対策方法。

インバスケット演習とは?

インバスケットとは?

インバスケット = "In basket (未決済箱)"

インバスケットは"In basket (未決済箱)"という意味を持っています。

つまり、まだ決済が終わっていない案件を処理して、決済済み箱(Out basket)に移すことがインバスケット演習で行うことです。

リーダーや管理職としてのマネジメント経験を演習を通して疑似的に積むことが出来きます。

管理職になると、自分のことだけの処理ではなく、組織運営を上手くそして効率的に行うことが求められます。

そして、時代の流れと共に変化する状況に柔軟に対応し、自ら適切な判断し決断していくことが必要です。

いきなり管理職になって、すぐに組織運営ができる人は稀だと思います。

そのため、インバスケット演習を通じて疑似的に経験を積むことができるため、多くの企業でこのインバスケット演習が研修で行われています。

演習で処理する案件は約10~20件程です。

自分より上の部長からのメール対応や、顧客のクレーム対応、組織改善要求や部下の有給申請への対応等、様々です。

そしてなぜか、インバスケット演習の状況設定では、急に組織の課長になり、残り数時間で海外出張が必要で、2時間以内に全ての案件を処理しなければならないといった突飛な内容です。

そんなことが現実にあるのかなぁといったツッコミはさておき、限られた時間の中で、適切な対応・決断が求められるのがインバスケット演習です。

やってみると、難しくも少しばかり楽しい演習です。

インバスケット演習を円滑にクリアするための対策

私自身が、インバスケット演習に取り組んでみて感じた対策は、普段の業務を緊急度と重要度を意識して取り組んでいるかどうかという点です。

今回演習本で解いてみましたが、演習の解説を読んでも、”絶対的な解答はない”というのがインバスケット演習の大きな特徴です。

そのため大切なことは、各案件処理をどういった基準で取り組んでいるかが重要であり、一貫性が求められます。

”管理職”となる人が、決断力がなく、言っていることがコロコロ変わっていては、組織が崩壊します。

従って、一貫性が重要です。

普段取り組んでいる業務を、何となく来た順に処理していては、このインバスケット演習を円滑に進めるのは厳しいと考えます。

自分自身で振り返ってみると、普段の業務では重要度分けは、業務管理表で自ら記入し取り組んでいるため、何が重要でタスクを終わらせることが重要かを可視化しています。

一方で、緊急度に関しては、管理はしていません。

上司に急ぎで頼まれたら、真っ先にそれを片付けるといった具合です。

そのため、私は緊急度分けがやや苦手であり、何となく急ぎそうなのから処理しているのが現状です。

従って、これから意識することは、何を優先的に処理するべきかを考えて、案件処理をすることです。

昇進試験の本番はまだ時間があります。

緊急度を分けを意識して、これから対策に励んでいきます。

最後に

管理職への昇進試験は、私自身受けている最中で、道のりが険しく大変です。

なんとか残りの期間を有効に使って、管理職への昇進が出来る様に頑張っていきます。

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