PDCAはもう古い? / 新しい行動指針"PDR"

 先日メンタリストDaiGoさんのYoutubeをみて、PDCAサイクルを回して行動することは、今の時代では遅く、メリットが小さいと述べられているところを拝見しました。
簡単に言ってしまえば、計画は綿密に立てるけど、いざ実行すると作業になってしまい、時代の変化に対応できないためです。計画立案時の状態がずっと続くことは無いため当然と言われば、そうかもしれません。

 その動画をみて、私自身確かにその通りだなぁと思う一方で、過去の自分を振り返るとやたら計画を立てて、行動している点に問題意識を持ち始めました。

 学習をする際に先ずはゴールを設定し、それを逆算して計画を立てて学習をこなしていくようにしています。その結果、途中から新鮮味が無くなり、作業になり怠けてしまうことがあります。
完全に計画通りにはせず、途中で感じたことや、計画修正の必要性を感じた時は、計画を変更することもありましたが、回数をしてはとても少ないです。
つまり、PDCAサイクルよりの学習となってしまっています。

 時代の流れに対応し、自身の成長と共に計画を修正していく柔軟性を備え行動することが、これから私自身取り入れていかなければならないことであると、感じています。

PDRとは?

 PDCAは有名であるため、PDRについて簡単に説明します。

 PDRとは、英語の頭文字をとって名付けられており、以下のことを指します。

P = Preparation (= Prep) : 準備
D = Do : 行動
R = Review : 評価

ハバードビジネススクール リンダ・ヒル氏 提唱

 これを回し続けることが重要と言います。

 簡単に言うと、とりあえず何かを出来る様に準備して行動して、結果どうなったかを評価する。
そしてその結果をもとに、次はどうしたいか、そのために何を準備するかを即座に考え行動し、そしてその結果どうなったかを評価する。これに尽きます。

 プランがないため、超高速でサイクルが回ります。
確かにこれを実践すれば、時代の流れに取り残されることなく、柔軟に行動し成長ができそうです。これからの変化の激しい時代で、大きく自分を成長するためには、PDRが必要と言われるのも納得できます。

PDRを自身のどのように取り入れるか?

 学習計画を立てて、QC2級とVBAの学習をしていますが、QC2級に関しては試験日が決まっているため、ある程度の計画性は必要かと思います。従って、資格学習においては、ザックリ可視化するためにPlanを立てることは必要と考えます。

 しかし、立てた計画をそのまま実行していては、サイクルが回るのが遅く、試験終了後にPDCAが回ってしまいます。従って、次の様に上記学習に取り組んでいきます。それは、「学習計画を適宜修正する」ということです。
つまり、学習をしている中で、自分の興味が沸いたことや不足に感じていることがあったら、今の計画を破棄するくらいの気持ちで、今に集中し実行し、計画に反映・修正していきます。
もはや計画の意味を成していないかもしれません。

 また、私は毎日今日どの学習をするか手帳に書いて勉強を進めています。
それにPDRを落とし込んで考えると、寝る前に明日の学習内容を決めて、翌日その通りに実行する。そして寝る前にレビューをして、次の日の学習を設定する。
これが一番忠実に実行できるPDRかと考えました。

 資格学習をする際にある程度道のりを可視化するために計画を立ててみることも大切ですが、目標を達成するためには、日々の行動の濃度を上げていかないと不可能と考えています。
私としては、長期的なことをPDCAでおこない、毎日毎週のことをPDRで回していける様に上手く組み合わせていける様に努めていく考えです。

物事を考えるために準備はしておきたい

 PDRを回す際の"P(準備)"で、何か行動を起こすために今できる準備をしておく必要があると考えています。

 それは、自分は将来どんな状態になりたいと思っているかを可視化しておくということです。

 例えば、将来は不確実性が増すため、転職先のジャンルと広げておきたい。資産を増やしていける仕組みを構築しておきたい。時間を有効的に使える様になりたい等が今の私にあります。

 その結果、簿記の学習をすれば、資産運用(投資等)が上手くでき、転職先の幅を広げられる。
VBAの学習をすれば、業務時間の短縮につながり、時間を有効に使うことが出来るといったことが実現できると考えています。

 今後、こういった内容を本ブログで整理し書いていき、今の自分は何考えているかを可視化し、準備をしていきたいと思います。

 それでは今回は以上です。

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