長期的に取り組まなければならない問題を、先延ばしにしてしまう。
そういったことは、誰しも経験はあるのではないでしょうか?
少なくとも私は、その内の一人です。
実際、今年簿記1級の合格を目標に掲げて、取り組んできましたが、本業の昇進試験に専念するため、合格目標を来年に延期することにしました。
そういった先延ばしは、簿記の話にとどまらず、多くの出来事で当てはまるのではないでしょうか?
それに対し、どういった対策がとれるのかを、昔読んだ"メンタリストGaigoさんの倒れない計画術"を再度読み直し、ネットを活用し調べて有用そうなことを、整理しました。
MACの原則に従ってゴール設定を行う
MACの原則と呼ばれるものがあります。
効果的と呼ばれるゴール設定方法
M:Measurable 測定可能性 = 目標が数字で測定可能か
A:Actionable 行動可能性 = ゴールまでのプロセスを明確にする
C:Comptent 適格性 = ゴールを達成することが、自分の価値に基づいているか
これに当てはめて、目標設定を行うことが、最強の段取り方法と言われています。
例えば、自分に照らし合わせて考えると、
簿記1級を2023年6月に合格する。→ Mに該当
そこまでの学習計画(どの教材をどこまで終え、理解度はこれくらい) → Aに該当
簿記の知識は、本業でも役立ち、スキルアップにつながる。本業を簿記を扱った仕事でも良いのではないかと考えてもいる。 → Cに該当
現時点では、行動可能性に関して少し弱いです。
その点は、後日簿記1級の学習計画を再度立てるため、その時に明確化します。
また、数値目標がゴールしかないため、1か月スパンでの数値目標も立てていければと考えています。
計画を立てる際に、プロセスの明確化や自身の価値観との関係を整理して立てたことは今までないため、やってみる価値はあると考えています。
目標達成を目指すまでの障害を認識し、対策を事前に練る
プライベートで想像以上な出来事が起き、目標が達成できなくなってしまうことがしばしばあると思います。
自分も、本業が想像以上に忙しくなり、特に昇進試験の準備で休日も潰れ、日商簿記1級の学習を中断してしまいました。
そういったことを、あらかじめ認知し、そうなったらこういう行動をするということを計画に練っておくというものです。
例えば、本業が忙しくなり、帰宅が遅くなることで学習時間の確保が忙しくなる。
そういった障害に対しては、朝早起きして、30分毎日勉強をする。
別の例で考えると、昇進試験の準備でプライベートの時間も、他の勉強で、簿記の勉強が出来なくなる。
そのような内容の場合は、"休日の14時~16時は、絶対簿記の学習時間とする"といった対策や、そのような事態の場合は、"休日は1時間だけの学習に留める"等です。
初めから破綻しそうな学習計画ではなく、予想外に対しても対応可能なアクションを盛り込んでおくというものです。
学習計画を立てる際は、今現在の状況で考えてしまうため、予定調和のものになり易いです。
そのため、もしもの自体は何が起こるか、それに対してどういった対処をしていくかを考えておくことは有効と思います。
最後に
今回の内容だけでなく、ゴール達成までの段取りの仕方は、何個かあります。
色々試してみても良いのですが、まずは決め打ちで、今回の2つの内容を実施してみたいと考えています。