日商簿記1級学習記録 #37 (9/6~9/12) / 第3回解法マスター答練

 今週はクレアールさんの第3回解放マスター答練をチャレンジしました。

 結果は、商業簿記と工業簿記共にボロボロで、自分自身に"本当に勉強したの?"と投げかけたくなるくらいひどい結果でした。

 工業簿記は初めて大問を丸々解答できませんでした。

 学習振り返りでは、どこが解けなかったのかを振り返り、最近学習に関する本を読んでおり、まだ読書中ではありますが、それについても少し触れたいと思います。

日商簿記1級の学習進捗振り返り

商業簿記 (解法マスター第3回)

 商業簿記も結構仕訳問題を間違えました。

 何点かピックアップすると、以下の仕訳です。

・セール・アンド・リースバック取引の仕訳
・ゴルフ会員権に関する仕訳
・スワップ取引の仕訳

 解答を考えている時に、解答が出てきそうで、出てきませんでした。

 後述しますが、今回は商業簿記と工業簿記共に、「取引の名称は知っているけど、どうやって仕訳するんだっけ?」といったことが頭の中でぐるぐるしていました。

 様々な仕訳がある中で、悔しかったのはゴルフ会員権の仕訳です。
損失を計上するのか、貸倒引当金を設定するのかの線引きを完全に忘れていました。
問題全体を見た時に、この取引は覚えていれば、複雑な仕訳なく、あっさり解ける部分であったことから。確実に点を拾っていかなければならないと実感したためです。

 商業簿記は、仕訳の問題が複数題あるため、一問解けなかったとしても、部分点である程度の点数を稼ぐことができます。

 そのため、"0点"にはなりませんが、合格を目指していくため7割以上の正答が必要です。
そのため、決算整理のP/LやB/Sは完答できなくても、会計学の方で、ある程度の完答力と思います。

 今回間違えた問題も、先週に引き続きチェックを入れて、何度も間違えた仕訳を解き直して、着実に理解していきます。

 

工業簿記 (解放マスター第3回)

 工業簿記は大問で非累加法が出題され、まったく解答出来ませんでした。

 問題を読んで、"非累加法"という言葉は覚えていましたが、どういったものかを全く覚えておらず撃沈です。

 少し復習して、自分なりに整理した内容を書きます。

 非累加法は、工程別総合原価計算に分類される内容で、私の解釈/理解だと、第1工程と第2工程があっても、一つのボックス図で計算してしまう方法です。

 今までの学習だと、第1工程で算出された原価は、第2工程へ振り替えられましたが、非累加法では、第1工程費・第2工程費といった様に、原価要素毎にする様になります。

 ある意味ボックス図を見ると、一つになるため、ぱっと見はスッキリ?します。

 計算問題は、解法マスターの問題だけでなく、問題集にも非累加法のものがあるため、それを活用して、復習していきたいと思います。

学習に関する本~「使える脳の鍛え方」~

 今週から少しずつではありますが、「使える脳の鍛え方」という本を読み始めました。
その内容について少し書いていきます。

 本書では、勉強の仕方について詳細に書かれており、どういった勉強が知識を長期記憶に定着させ、使える知識となるかについて書かれています。

 その中で、従来の"集中学習"が短期的な成果はでるが、長期的にみれば、知識の定着には意味を成さない学習であるにも関わらず、現在も根強い人気があることが書かれていました。

 ここで集中学習というのは、ひたすら問題集を解いたり、教科書の再読をしたりすることです。

 これがほとんど意味ないと書かれています

 知識を定着させるためには、"思い出す"といった行為が重要と書かれており、例えば、教科書を1ページ読んだ後に、書いてあった内容を思い出すといったことをするということです。

 この本を読んでいると、今の自分の学習は集中学習に近いです。もちろん、問題を闇雲に解くのではなく、解いて間違えた部分を復習しているため、全て該当する訳ではありません。

 しかし、勉強には"思い出す"という行為を何回もすることが重要であることには驚きです。
正直そんな学習は今までしていません。

 まだ本書を読み始めたばかりで、全ての内容は理解していませんが、読み終えた後は、少し学習の仕方を変えるかもしれません。

 またその時は、ブログに書いていこうと思います。

 今週の学習振り返りは以上です。

 

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