日商簿記1級学習記録 #7.5 (2/8~2/14) / 減損会計の復習

 日商簿記1級の復習をようやく先週から開始することが出来ました。

 講義は既に商業簿記が50回分終わっているため、正直に言うと復習のタイミングとしては遅いです。

 先ずは、今学習している内容を忘れない様にしっかり復習していき、時間を見つけて過去の講義に遡って復習を行いたいと思います。

 今回のブログでは、学習記録#7.5として、復習した内容を簡単にブログで振り返ることで、より復習の効率を高められないかと考え、書いてみました。

 すぐに効果は実感できないとは思いますが、コツコツと時間を見つけて、普段の学習記録に+αしていき、知識の定着を図っていきたいです。

 それでは先週復習した、減損会計について簡単にですが振り返ります。

①減損会計とは

 "減損会計"というと、字のごとく何かしら損失があり、それを会計処理するとイメージできます。

 まさに減損会計はその通りの仕訳です。

 固定資産(例えば、建物1億円、耐用年数10年)を取得した半年後に、その固定資産の価値を調べてみたら、価値が4千万になっていた場合に価値が大幅に下がっていた。

 その時に、本来建物の購入に際し払った費用は減価償却費として、10年で費用計上していきますが、著しい価値の低下が見込まれた場合は、その年に価値の目減り分を費用として計上します。

②減損には段階がある

 価値が目減りして減損を計上する過程には5ステップあります。

 5ステップに該当することで、ようやく減損会計処理がなされるため、"減損"が計上されるのは正に著しい価値の目減りが見られる時に行われます。

 簡単に整理すると、
(1)資産を整理(グルーピング)する
(2)減損しそうかどうかの兆候を調べる
(3)減損会計しても良いかの確認をする
(4)減損がどれだけかを計算する
(5)総和として算出された減損を適切に資産に配分する

となります。

 減損の会計処理もいきなり行うのではなく、(2)と(3)によって吟味された後にようやく計算して、処理していきます。

 こういった段階を踏む必要があるということは、減損は頻度にあるものではないとわかります。

③気を抜くと混乱する使用価値の計算

 減損会計では、割引前将来キャッシュフローを計算する必要があります。

 その時の割合前将来キャッシュフローの算出の際に、使用価値を算出する必要が多々あります。

 この使用価値が少し厄介者です。

 使用価値とは、将来生み出すキャッシュフローと使用後の処分によって生じる将来キャッシュフローの現在価値です。

 例えば、一年後100万円もらえるとした時、金利2%であるとすれば、現在の価値は約98万円です。
つまり、約98万円銀行に今預けておけば、来年は100万円になります。

 そういった、将来の価額を現在の価値に算出し直すのが厄介です。

 正直、今学習している中で一番大変です。

最後に

 減損会計について簡単に振り返りました。
今後もこういった、学習した言葉の整理の場、復習として書いていきます。

以上、ありがとうございました。

 

 

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