商品の返品 / Chapter2 商品売買

簿記

 今回は商品の返品があった場合の仕訳がどのようになるかを見ていきます。

 そして返品の仕訳は、簡潔に説明すると、仕入・売上の逆の仕訳を行うだけです。

商品が送り返されたのか、送り返すのかを確認した後、
落ち着いて仕訳を行えば、完答できます。

 そもそも返品とはなんでしょうか?
それは、商品に傷や汚れまたは品違いが生じた際に、売上側に商品を返却することを示します。

※簿記2級になってくると少し複雑になりますが、今回は返品仕訳の入門と思って頂ければと思います。

返品(仕入側)の仕訳

 例題に入る前に、用語を一つ覚えて頂きたいのです。
仕入返品(仕入戻し):仕入れた商品を返品すること

仕入返品の場合、仕入時の仕訳を取り消すような処理を行います。
※取り消し仕訳を逆仕訳や反対仕訳といいます。(補足情報)

それでは、例題で確認していきましょう。

例題

仕入れた商品が汚れていたため、¥3,000の掛けで仕入れた商品を返品した。


勘定科目

仕入、買掛金


解答
借方   金額貸方   金額
買掛金3,000仕入3,000

元々商品は買掛金で仕入れていたことが問題文から分かります。
その逆仕訳なので、“仕入”という費用が減るため、貸方に仕訳を行い、
買掛金という負債が減るため、借方に仕訳を行います。

 

仕訳で迷ったら、先ず商品を仕入れた時の仕訳を考え、その借方と貸方を逆にしてください。



返品(売上側)の仕訳

 先程と同じく、用語を一つ覚えて頂きたいのです。
売上返品(売上戻し):売り上げた商品を返品すること

売上返品の場合、売上時の仕訳を取り消すような処理を行います。

それでは、例題で確認していきましょう。

例題

先方から商品に傷があるため、掛けで売り上げた商品¥3,000の返品を受けた。


勘定科目

売上、売掛金


解答
借方   金額貸方   金額
売上3,000売掛金3,000

元々商品は売掛金で販売していたことが問題文から分かります。
その逆仕訳なので、“売上”という収益が減るため、借方に仕訳を行い、
売掛金という資産が減るため、貸方に仕訳を行います。


最後に

 返品の仕訳は、元を辿り、落ち着いて仕訳を行えば割と簡単に解答できます。
そのためにも、商品売買の仕訳をしっかり理解し、問題に慣れておく必要があると思いますので、商品売買の問題のリンクを最後に貼っておきますので、ご活用いただければ幸いです。

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