簿記2級を合格し、1級の学習をいよいよ始めます。
一年前、私は簿記3級も持っておらず、投資を始めて間もないぐらいだと思います。
それから、自分で投資判断ができる様に、FPと簿記3級の学習をし、それからそれぞれ2級へと進み合格し、今に至ります。
今の自分よりも更に上を目指していくために、簿記の知識をより高めたいです。
簿記1級を始める上で、
①どうして学習しようと思ったのか
②どの様に学習していくか
③簿記1級をどの様に活用していくのか
の3点を書いていきたいと思います。
あくまで、現時点で考えていることを書き出しているだけです。
②と③に関しては、学習していく過程で変化しても私自身良いと考えています。
柔軟な価値観を持ち、"こうしなければならない"といった先入観に囚われない様にしていきます。
①どうして簿記1級の学習をしようと思ったのか
簿記1級をしようと思ったのは大きく2つの理由があります。
①簿記の学習が楽しかったから
簿記2・3級の学習をしていて、意外と苦にならず、むしろ楽しく取り組むことが出来たことが一つあります。
簿記は学習はじめは初めての概念でとっつきにくいと感じた部分も少しありましたが、慣れるととても楽しく学習できました。
そして、簿記の知識を活用し、投資先の判断を自分でする様になり、自身がつけている家計簿も簿記の考え方を反映させリファインすることで、生活費を見直すことが出来きました。
知識を得て、それを活用するといった良いスパイラルができたことによって、良い循環ができ、結果として簿記の学習が楽しくなったと推察します。
②自分の新たな柱となるスキル形成ができると思ったから
簿記の知識は経済活動をする上で必ず必要です。そして簿記を極めると、公認会計や税理士といった国家資格を有することになり、その肩書をもとに一般の人では実行できないことが、出来る様になります。こういった所謂、独占業務ができる様になるため、働き先に困らないのではないかと考えています。
つまり、簿記1級を学習しその先を目指すことによって、転職先を広げることにつながるのではないかと考えています。
更に、簿記の知識を活かし、副業を行う際に自分で取引を仕訳し、貸借対照表を作成して確定申告出来る様にすることで、青色申告特別控除を受けられる様にしたいといった思いがあります。
ただ、経済活動をしてお金を稼ぐだけでは、税金をノーガードでとられてしまうため、控除ができる仕組みを最大限活用出来る様に簿記が必要と思っています。
どの様に学習していくか?
簿記1級を学習する上で、どの教材を用いて学習するかが、先ずは重要と思います。
その教材ですが、簿記2級、3級でもお世話になった"クレアール"さんの教材を用いて学習していきます。今まで順調にステップアップできたのも、クレアールの教材が良かったのが一つ要因としてあると考えています。
簿記1級の学習量に面を食らう
簿記1級の教材を購入して、本棚に並べると、2級と3級の教科書と問題集の厚みよりも十分な厚みがあり面を食らいました。
とにかく、一冊一冊が分厚いです。
教材は、商業簿記・会計学と工業簿記・原価計算で分かれていており、以下の構成です。
数も多いですが、商業簿記・会計学のテキスト1冊目は600ページ以上あります。
この一冊だけで、簿記2級の商業・工業簿記のテキストページ数を越えるのではないか?といったぐらいにボリュームが凄いです。
これだけ量が多いことから、如何に学習の復習をしっかり行えるか、そして受験日の数か月前に一通り学習を終えられるかが重要と考えています。
簿記1級の学習計画 (大日程)
今回はザックリ、11月に受験するとした時の学習計画を立てました。これはワーストの学習計画であり、問題集を1周しかしていなかったりと結構ずさんです。しかし、日程感を可視化する上で、参考になると思い、ワーストの進捗での学習計画でとりあえず示します。
講義数だけでも300回はあるため、半年で消化しようとすると、一日2つの講義を消化していかなければならない状況です。
簿記2級はテキストを2周していましたが、今回は1周することが困難となるボリュームです。
そのため、少し今までの学習の仕方から変更する必要があると考えています。
学習アプローチ (2020.12.28 暫定)
簿記1級のテキスト学習を何周も行っていては、時間がいくらあっても足りません。
従って、一回の講義でどれだけ定着させれるか、そして、講義のフォロアップがどれだけなされるかが重要と考えています。
今考えている方法としては、
①講義を受講する前日に数分講義内容に目を通しておく
②受講後3日以内に問題集で復習する
③2週間を目安に再度問題集で復習する
この3つを実行して、定着を図りたいと思っています。
正直、これだけでカバーできるか不安はあります。
とりあえず実行してみて、ダメそうなら改善を重ねていき、11月に合格できるようにしていきます。
簿記1級をどの様に活用していくか?
簿記1級を学習して、合格した先に何を得たいと考えているかを、僭越ながら書きます。
現時点で、簿記1級を取得した後は、公認会計士へチャレンジしたいといった気持ちがあり、むしろ公認会計士または税理士へチャレンジするためのステップアップとして、簿記1級の学習をしている面もあります。
公認会計士は3大国家資格の内の一つで、難易度はMAXだと思いますが、簿記の学習が苦ではなく、楽しいため意外と頑張れるのではないかと思っています。
そして、簿記1級の活用先として、財務諸表をより深く読める様になることがあります。
投資判断として、財務諸表は目を通すため、会計知識を深めるために必要と考えています。
正直、簿記1級はニッチな部分があるため、活用先が少ないのが現状の私の考えです。
①新たなステップアップとして
②今ある会計知識の向上
この2点に現時点は集約されてしまいます。
簿記1級はこれから学習していくため、学習の都度、これは何かに活用できないかといった視点で学習をしていき、活用先を今以上に増やしていける様にしていきたいです。
2020年もあっという間に終わり自分自身新たな知識を身に付けられた1年でした。来年も今よりも会計知識をアップグレードしていき、良い一年だったと思える様に行動していきたいです。
簿記1級頑張ります!!
更に、簿記3級についても今の知識をもとに少しづつリライトしていくため、そもそも簿記って何?と思われた方は、是非目を通して、簿記学習を行うことのメリットを知ってほしいです。