メンタリストDaiGoさんに学ぶ、読んだ本を自分の力に変える読書法

本・雑誌

取り上げる本について

かんき出版
タイトル:「知識を操る超読書術
著者:メンタリストDaiGo

読者ターゲット層  ※私見です
読書の質を改善したい人   

 2020年4月時点、外出自粛が続く中で、家で楽しめる娯楽と言えば”読書”を挙げる人が多々いると思います。私もその一人ですが、本を読んで思うことが、読んだことを何となく覚えているが、はっきり思い出せない。または、読んだことを理解できておらず、実行に移せないといった問題です。

 本書を読んで、読む前にちょっとした準備をしたりすることで、内容の定着率が上がった実感があったため、紹介したいと思います。本書は科学的に確からしいことをベースとして語られており、多くの人にも効果があると思います。

了読し、過去の自分に贈る言葉

 読書が好きなら、読書をする効率をどうしたら高められるかを早いうちに気づいて、改善をする努力・工夫をしても良かったのではないかと言いたい。
確かに、小説を読んだりする際は、その物語にどっぷり入り込みたいので、ゆっくり丁寧に読むのはありだと思う。しかし、科学的な知見を得られるような本は、その文章の肝を見抜いて、内容をしっかり理解し、自身の生活に反映させることが大切。少しの工夫で、定着度が上がるので、早めに実践して欲しい。

概要

本書の内容を章毎に私なりに書くとすると以下の様な内容でした。(全4章)

第1章:読書に対する先入観を解きほぐす

第2章:読書前の一工夫

第3章:読書中の一工夫

第4章:本の内容を実生活に反映

読書術の要点・肝

読書の効率を上げるためには、

①読む前に準備すること、
②読んでいる最中に行うこと、
③読んだ後のアウトプットを行うこと、

この3つのステージで読書を実践し、サイクルをしっかり回すことが
重要です。

それぞれの番号に対応し、何をすると良いかをまとめると以下の通りです。

  1. この本を読む理由、何を得て、読んだ後にどのような状態になりたいか、価値観を整理する。
  2. “要するに”や、”つまり”を用いて、読んでいる最中に内容を自分自身で要約し整理する。
  3. 読んだ内容を質問し、答えていく。①のメモに対し、どうだったか、乖離している部分はどこか、作者の主張はどこか、自身がこの本のタイトルをつけるなら等。



読書術について ~最も重要な読む準備~

 本を読んでも内容を忘れてしまう、内容を覚えても行動に移すことができない。そういった悩みを抱える人は多くいるのではないかと推察されます。
 本書で、そういった事態に陥る原因として述べられているのは、本を読む前の準備と読んだ後にすることをしていないからだと指摘しています。その中で、読書で最も重要なことを一つ挙げるとするのであれば、「本を読む準備」だと言います。本を読む前に少し準備をするだけで、読書の読むスピードが上がり効率的になります。この読む準備について、前章よりも丁寧に解説していきます。

 最もシンプルで効果的な方法、”メンタルマップ“を活用を紹介します。
これは、自身の目標や行動を箇条書きにして可視化したものであり、読書中になぜこの本を読んでいるのか迷子にならないようにする道標(コンパス)です。

 人は行動を起こすときは、メリットやすべき理由を感じているが、時間の経過と共に薄れ、なぜ自分がこの行動を起こしたのかを見失ってしまう傾向があるからだそうです。従って、読書の効率を上げるために、自分が感じた価値観をメモし、手元に置いておくことで、行動の迷いを無くすのです。
話は読書から逸れますが、価値観を明確化することは、自身の客観性を高めることにもつながるため、読書以外のことにも役立ちます。
    
 
 次に、メンタルマップを作成するために何をするかを説明していきます。
心理学者ショーン・エイカー氏が提唱しているのは、「何か行動を起こすとき、その理由、もたらされるメリット、期待していることなどを3つ箇条書きでメモに書きだす」といったことです。

 このことを行うと、例えば、忙しくて読書を中断し時間を空けて再読したとしても、興味を持続させることができます。

 本を読み切れないであったり、積読になっている人は、本の興味を失っていることが原因であるため、これを実践すると、了読の確率が上がります。


この提唱している内容を実践すると以下の質問になります。
①なぜ、この本を読もうと思ったのか
②この本から何を得たいのか
③読んだ後、どういった状態になりたいと願っているか
是非読む前に、大きめの付箋に答えを書いて、本に貼り付けるなどし、記録として残してください。

 読んだ内容の理解を深めるために、上記メンタルマップを作成した上で、もう一つ準備として実践して頂きたいことが一つあります。
それは、予測読みです。

 本を読む前に、表紙、目次や著者のプロフィールをチェックします。この予測読みでは、自分の過去の経験から、これから読む本にどういった内容が書かれているか予測します(予測したことは記録します)。予測したことに対し、読んだ後に予測したことと比較します。本の内容に意外性があった場合、記憶に残る確率が上がるといいます。従って、読む本の一手間を加え、読み終えた時に見返すことで、理解度が向上するのです。

最後に

 メンタリストDaiGoさんの知識を操る超読書術は、読書に興味がある人、これからも読書をする人に是非読んで頂きたいです。この一冊を読むだけでこれからの読書の質が向上すると思います。単なる経験談ではなく、科学的に確からしいと証明されたことをベースに述べられてるため着実に効果があると言えると思います。

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