次の各取引を仕訳しなさい。尚、勘定科目は各自適切勘定を考え解答すること。
(1)ボールペン@80を100本購入、コピー用紙を¥2,000購入し、代金は月末払いとした。
(2)クリアファイル¥100とセロテープ¥200を購入し、現金で支払った。
(3)本日決算整理を行う。期中で消耗品費として処理していたもののうち、¥700は収入印紙を購入し、既に使用していることが判明した。
解答
番号 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |
---|---|---|---|---|---|
(1) | 消耗品費 | 10,000 | 未払金 | 10,000 | |
(2) | 消耗品費 | 300 | 現金 | 300 | |
(3) | 租税公課 | 700 | 消耗品費 | 700 |
解説
(1)の仕訳について
各購入品の合計は¥10,000(¥8,000+¥2,000)であるため、この金額を借方に消耗品費として仕訳を行い、貸方は月末払いであるため、未払金勘定で仕訳します。
(2)の仕訳について
単純な消耗品費の仕訳です。クリアファイルは消耗品費として仕訳を行います。
(3)の仕訳について
収入印紙の購入は租税公課勘定で仕訳を行います。決算整理にて、消耗品費として仕訳られていたと述べられているため、消耗品費を減らすために貸方に消耗品費勘定で仕訳を行い、借方に租税公課勘定で仕訳を行います。
消耗品費について簡易解説
仕事をしていると、コピー用紙を使用したり、ボールペンを使用したりと短期的に消費する物品があります。このコピー用紙も当然お金を支払い購入するわけですが、この時の仕訳はどのようにするのか。消耗する物品(コピー用紙やボールペン、消しゴムなど)を購入し取得した場合の会計処理は、消耗品費勘定で仕訳を行います。
それでは、確認していきましょう。
※(3)は私自身よく見る仕訳です。