S&P500へ投資する国内投資信託(2つ紹介)

インデックス投資でS&P500が世界最強であるとよく耳にすることがあると思います。
投資の神様ウォーレンバフェット氏も、「自分が他界した場合の資産運用は9割をS&P500のインデックス投資せよ」と言ったとされています。

長期投資において、S&P500への投資は、誰しもが検討する余地があり、この指数に連動する投資商品は数多くあります。

今回は、日本の投資信託からS&P500へ投資が可能なファンド2つを紹介したいと思います。

ETFで運用したい方は、過去に米国ETFから投資する方法をこちらで紹介しています。

 

投資信託で運用するメリット

指数に連動する投資商品は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、"投資信託"であり、もう一つはETFです。これらの違いは上場しているかどうかの差くらいですが、取引が大きく異なります。

ETFは株式と同じ様に時価が変動し、その変動に応じて取引を行う一方で、投資信託は一口からの購入であり、1日毎に価格が更新されるます。

口数で購入する最大のメリットは、自分が決めた範囲の金額で投資が可能なことです。つまり、毎月3万円のつみたて投資をする際も、3万円で購入可能である口数を購入できるため、月ごとに一定金額が設定でき、投資にかかる金額が変動しません。

しかし、ETFは1株当たりで購入するため、1株10,000円価額であれば、その価格で購入することになります。また別の月で15,000円であれば、その価格で株を購入することになります。

つまり、ETFの場合毎月3株購入する場合を考えると、30,000円であったり、45,000円であったりと毎月の投資金額が変動してしまい、毎月の投資額を正確にコントロールできません。

従って、投資信託であれば、毎月の投資額を一定にすることができるため、計画的に投資が可能であるということです。いわゆる、"ドルコスト平均法"による投資が可能です。

ドル・コスト平均法とは、価格が変動する商品に対して「常に一定金額を、定期的」に購入する方法です。投資金額を一定にすることで、価格が低いときには購入量(口数)が多く、価格が高いときには購入量(口数)が少なくなり、平均購入単価を抑えることが期待できます。

三井住友銀行銀行HPより引用

インデックス投資をしようとしている方であれば、毎月コツコツと投資して長期で資産形成をしようと考える方が多いと思われるため、投資信託の方が計画的に投資が可能であると考えられます。

以上を踏まえ、国内のS&P500に投資できる投資信託を2つ紹介します。

SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

委託会社名:SBIアセットマネジメント
信託報酬(税込):0.0938% / 年 (2022/12月時点)

信託報酬(経費)は0.1%を切っており、かなり安いです。

S&P500に投資するETFであれ、投資信託であれ、共に言えることは、かなり経費は低いということです。優良インデックスファンドは、多くの資産が集まるため、手数料を高くする必要が無いことを是非覚えておいてください。

買いやすさをメインにしたい場合は、一口で購入できるこちらの投資信託で良いのではないかと思います。

デメリットは、SBI証券からしか購入できない点です。
委託会社がSBIなので、しょうがないと言えばそれまでです。

また、この投資信託は積み立てNISAの対象になっていることから、金融庁の厳しい基準をクリアしており、ぼったくりファンドではないことを示唆しています。

次に、SBI証券で口座開設していない方向けの投資信託を紹介します。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

委託会社名:三菱UFJ国際投信株式会社
信託報酬(税込):0.0968% / 年 (2022/12月時点)

この投資信託は、大抵の証券会社から購入ができます。

こちらも積み立てNISAの対象になっています。
SBI証券で口座開設していない方で、口座開設をせずにS&P500へ投資したい方はこちらの投資信託を検討してみる価値はありそうです。

同じS&P500への投資ですので、問題は無いかと思います。

 

最後に

S&P500に連動する投資信託を2つ紹介しました。
投資の世界で必ず勝てる運用は存在しません。

しかし、過去を振り返り長期的にみるとアメリカの成長は右肩上がりであることから、これからもアメリカが成長し続けると思う方は、S&P500への投資を検討してみる価値はありそうです。

今回の内容で、インデックス投資について興味を持った方は、過去にインデックス投資を紹介しているため、良かったらこちらをどうぞ。

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