VYM:構成銘柄400以上の米国高配当株式ETFを紹介

株式・債券投資

 高配当株式ETFにおいて、恐らく一番有名かもしれない”VYM”について紹介したいと思います。

 VYMは他の高配当株式ETFの”HDV”や”SPYD”と比べて、構成銘柄の数が多いことが特徴として挙げられます。

2020年9月27日時点の構成銘柄数を比較すると、

となっており、組み入れ数に限定してみると、VYMは多くの構成銘柄があり、分散されているETFと言えそうです。しかし、”構成銘柄が多い=セクター割合が均等”といったわけではありませんのでご注意下さい。後で、セクター割合等のデータも記述します。

※2020年12月時点でVYMの構成銘柄数は414となっている

VYMの概要

VYMの正式名称:バンガード・米国高配当株式ETF
運用会社:Vanguard(バンガード)

※2020年9月時点
総経費:0.06%
構成銘柄数:424銘柄 (ベンチマークは423銘柄)
5年トータルリターン:8.36%
直近配当利回り(税込み):3.54%

特徴:FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスを完全法を用いてパッシブ運用している点。要は、上記FTSEのインデックスファンドだということです。そして、組み入れ銘柄他の高配当株式ETFよりも多い割に、配当利回りは3%を越えています。
個人的な感想としては、そこそこ配当金出ているなと思った次第です。

 このVYMができたのは2006年であり、リーマンショックを経験しているETFです。
そして、純資産総額が日本円で3兆円以上あることから、投資家からの信頼が集まっているETFと言えるのではないでしょうか。

VYMの組み入れ/セクター割合 (2020年9月時点)

2020年9月27日時点の純資産総額に対する組み入れ割合上位10銘柄は以下の通りです。

同じく2020年9月27日時点のセクター割合は以下の通りです。

 個人的な感想としては、金融のセクターが多いため、景気動向に左右されやすいETFなのではないかと感じています。アメリカは2022年くらいまで、ゼロ金利政策を続けるとFRBが言ったといわれているため、金融セクターが大きく成長する可能性は低いと考えています。
 しかしながら、その後の景気は循環すると言われているため、その後は回復する可能性があることと、そもそもETFはファンドが勝手に組み入れている銘柄を整えてくれるため、淡々と買い続けるのも有だと考えています。

 



VYMの組み入れ/セクター割合 (2020年12月時点)

 3か月経過した2020年12月時点の上位10銘柄の構成は以下の通りです。

 前回の時と上位10に構成させる銘柄はほとんど変わっていないです。
唯一”Walmart”がランクインしたくらいです。

 セクター割合は以下の通りです。

 名称が変わっている部分も多々あり、さらに真ん中の割合変動が多いです。
ただ、VYMは確かに金融の割合が高いものの、様々なセクターに分散されているETFであることが見られると思います。
 つまり、他のセクターがダメでも、他が伸びれば補完できる様なETFと考えられます。

高配当株式ETFへの投資

 米国の高配当株式ETFは他にもあり、どこに投資するれば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。
一般的に配当利回り順に”VYM”と”HDV”と”SPYD”順に並べると、

SPYD > HDV > VYM

と言われています。それを聞くとSPYDのみに投資しようという方がいますが、今回の経済的に不安定な状況で大きく価格を下げたのはSPYDです。
そういった状況を鑑みて、ETF自体の金額も考慮して評価すると、個人的には

VYM ≒ HDV > SPYD

になるのではないかと考えています。
投資先のETFをVYMにするかHDVにするかは好みの問題だと思います。
組み入れ銘柄が多い方が安定すると考える人はVYM、高財務企業の方が安定すると考える人はHDVといった感じでしょうか。

 もちろん将来のことは誰にも分りません。SPYDが大きく復活するかもしれません。
自身で金融の知識を身に着け、行動し経験を蓄積していくことでしか、健全な運用はできないのではないでしょうか。

過去にHDVとSPYDについても紹介していますので、こちらをどうぞ。

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