生活に欠かせないエネルギーに投資する米国ETF"XLE"について紹介

人間が生きていくために欠かせない"エネルギー"に関連する銘柄に投資することが出来る"XLE"について紹介します。

衣食住を豊かにするために、エネルギーは欠かせないものです。

エネルギーと言うと何を思い浮かべるでしょうか。
"電気","ガス","石油"・・・etc.  様々ですが、今回紹介しているETFは石油に割合が多めです。

これまで、全世界株の"VT"や全米株の"VTI"を紹介してきましたが、
このXLEはリスク分散先の一つとして考えられそうです。

 それでは、このETFの概要を説明していきます。

XLEの概要

XLEの基本情報について解説していきます

XLEの正式名称(商品名)エネルギー・セレクト・セクター SPDRファンド
運用会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSgA)
純資産額約387億$ (約5.4兆円 1$=140円)
総経費0.10%
構成銘柄数22~23銘柄
直近配当利回り4.14%(税込)  ※2022年10月10日bloomberg参照
設定日1997年12月22日
※1:上記表の値は2022年10月10日bloomberg参照。


XLEは"エネルギー・セレクト・セクター指数"の連動するように設定されたETFです。
この指数は、石油・ガス等の燃料や、エネルギー設備等の業種に属している企業で構成された指数となっており、エネルギー関連企業全体への投資が可能となるETFです。

純資産額も約5兆円あり、かなりの大きな規模です。

流石、SPDRシリーズといったとこでしょうか。

SPDRシリーズで最も資産規模が大きいのは、やはりS&P500連動の"SPY"でしょうか。
そのSPDRの親玉を気になる方は、過去の記事を参照して下さい。

話を戻しますが、このXLEは石油関連銘柄の割合が多いETFであります。
組み入れ割合で、アメリカの石油関連企業である"シェブロン"と"エクソンモービル"の2社で40%を占めています。(2020年10月時点)
従って、このETFはエネルギー関連銘柄でありながらも、石油に強い相関関係があることが考察できます。

アメリカへの投資は今だと、GAFAMといった企業のIT分野への投資比率がどうしても大きくなってしまいます。

そのため、リスク分散として、こうしたエネルギーの投資は、分散先として候補の一つとなり得そうです。

【余談】エネルギー関連の注目度について ※2021年1月9日更新

 今回注目するXLEには割合が少ないのですが、エネルギーに関して言えば、昨年テスラの時価総額がトヨタを上回り世界最大の自動車メーカーになりました。

 そして、その電気自動車でのテスラCEO"イーロン・マスク"氏が今年初めに世界一の富豪になるといったニュースもありました。 

 世界の流れとしてエネルギーの注目度が高まっており、それだけエネルギーに関する技術開発が期待されているということだと思います。

 しかし、事実としてテスラの時価総額は自動車メーカーで最大ですが、会社規模としてみればトヨタよりも小さいことから、実体と伴っていないのではないかとも考えられます。
以上余談でした。

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石油価格の動向

石油価格は意図的に操作されていことが、考えられます。

世界の経済状況に合わせて供給を減らしたり増やしたりしており、石油のもとになる原油の供給量をOPEC(石油輸出国機構)が決めているためです。


つまり、原油価格を上げたかったら、原油を減産することによって価格を上げます。
需要と供給のバランスを自ら操作する訳です。

また、2022年10月時点では、米国株価市場は弱気相場入りとなっています。
景気後退局面では、経済も停滞しエネルギーの価格も下がる可能性があり、注意が必要です。

石油の将来展望

石油は皆さんご存知の通り、化石燃料です。つまり有限資源であることから、世界的に再生可能エネルギーに替えていく動きがあります。
急な転換は難しいと考えますが、長期的にみれば、石油で利益を得ている構造が消失する可能性があると私は思います。

しかし、短期的に昨今のエネルギー不足をクリーンに解消するすべは未だありません。そういった意味で、まだこうした化石燃料への依存はしばらく続くのではないかと考えられます。

従って、現在のXLEは石油企業の割合が多いのですが、時代の流れと共に割合が変化し、再生可能エネルギーを取り扱っている企業が増えていくのではないかと考えています。

いずれにしても、エネルギーを全く使わなくなる未来が想像できないと考える方は、XLEに投資検討する余地はあるのではないでしょうか。


【2020年3月の原油安(値崩れ)について】

今年経済が停滞することを懸念しOPECにて原油の減産を今年3月に提案されました。
しかし、ロシアがその提案を拒否し、増産に踏み切きり、それにサウジアラビアが反発し増産した結果、供給過多となり値崩れしたと言われています。
その結果、3月末にXLEは価格が約1/3になるような事態となってしまいました。

相場が冷え込んでいる時は、エネルギー関連株の価値は減少してしまいます。

エネルギーは私たちの生活に欠かせないものですが、少しのコミュニケーションエラー?によって大きく影響が生じてしまうことを理解しておく必要があると思います。

最後に

今回は、エネルギーにフォーカスしたETFを紹介しました。
今は経済が停滞していることから、価格が下がっていますが、需要が全くなくなることは考えずらいと思います。
これから経済が大きく回復すると考える方は、投資を検討してみる価値がありそうです。

私自身は、価格が滑らかに推移し、利息が得られる"債券"であったり、将来的にキャピタルゲインが狙える株式投資を好みます。過去に紹介しているため、良かったらどうぞ。

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