オススメ米国ETFを7種類紹介/米国株投資の第一歩

これまでに、多くの米国ETFを紹介してきましたが、それらETFをまとめ、ダイジェストとして紹介していきます。

投資の世界では、適切な自身のリスク許容度を把握し、資産を分散して投資しておくと、個別銘柄に集中投資と比べて、比較的安全に運用が可能と言われています。

色々なジャンルに投資できるETFがあるため、"こんなETFがあるんだ"と興味を持っていただけると幸いです。

米国ETFとは?

ETF(上場投資信託)は、株式のように売買できる投資信託です。 米国ETFは、アメリカ市場に上場しているETFのことで、以下のメリットがあります。

  • 1本で分散投資ができる
  • 手数料(経費率)が低い
  • 世界的に人気で流動性が高い
  • 長期投資に向いている商品が多い

【目的別】おすすめ米国ETF 7選

①S&P500へ投資 (SPY,VOO)

インデックス投資として運用している方が多く、神様ウォーレンバフェット氏も過去に、"自分が他界した場合の資産運用は9割をS&P500のインデックス投資せよ"といったと言われています。

それだけ、長期的にみると負けなしのS&P500(アメリカの主要企業500社)指数連動のETFです。
総経費率もとても低く、長期投資で資産運用をしていきたい方にお勧めのETFとなっています。

特徴

  • 米国の主要企業500社にまとめて投資できる
  • 長期投資の王道
  • 経費率が非常に低い(特にVOO)

こんな人におすすめ

  • 初めて米国株に投資する
  • 長期で資産形成したい
  • 個別株よりも安定した成長を狙いたい

②米国債券へ投資 (AGG,LQD)

債券は性質上大きく値を上げることは可能性として低いのですが、利息をもたらし確実にキャッシュを潤してくれます。大きく値を上げないということは、大きく値を下げる可能性も低いということで、株式と比べると、安全に運用できると言われています。

また、基本的に株式と債券は相反関係があると言われれています。自身のポートフォリオに組み込れておくと、暴落相場でも底堅い動きをしてくれる可能性が有る債券です。
しかし、現在は株高で債券高といった、今までにない相場となっており、今後がどのようになるかは不透明な点は注意が必要です。

特徴

  • 株式より値動きが小さく、リスク分散に最適
  • AGG:米国債券全体
  • LQD:投資適格社債(企業の債券)

こんな人におすすめ

  • ポートフォリオの安定性を高めたい
  • 株価下落時のクッションがほしい
  • リスクを抑えた運用をしたい

③米国高配当株式へ投資 (SPYD, HDV, VYM)

米国株式でも高配当の株式に厳選して投資するのがこのETFです。

SPYDとHDVの違いは、高配当株式でも更に高財務企業に限定したETFが"HDV"であり、他は似ています。セクターは、SPYDが不動産や金融系が多く、HDVはエネルギーが多いです。

現在の不安定な相場では今のところ(20/9/末)ではHDVの方が、下げ幅は小さくなっています。

やはり、高財務企業に絞っていることから、体力がある企業であるため、不況にも耐えうるからでしょうか。
いずれにせよ、まだ世界的に不安定な状況は脱していないため、注意が必要です。

 その点では、高配当株ETFでVYMが3つの中で最も戻りが早いです。
高財務企業の方が安定すると考える人はHDV、組み入れ銘柄の多さで分散投資する方が安定して運用できると考える人はVYMと言ったところでしょうか。
※VYMは3つのなかで最も組み入れ銘柄が多い

特徴

  • 高配当株に分散投資できる人気ETF
  • SPYD:利回りが高いが値動きは大きめ
  • HDV:財務優良企業に厳選
  • VYM:銘柄数が多く分散性が高い

こんな人におすすめ

  • 配当金を受け取りながら投資したい
  • 安定した企業に投資したい
  • 値動きの大きさを抑えたい(→VYMが最適)

④連続増配企業へ投資(VIG)

連続増配株へ投資できるETFということで、コツコツ投資をして、キャッシュを潤していきたい人にお勧めです。
また、価格の推移がS&P500に似ていることから、キャピタルゲインを狙うことも可能です。

マイナス要素としては、配当金を多くもらいたい方は高配当株と比べて利回りが低いため、資本力が求められる点です。

特徴

  • 10年以上連続で増配している企業に投資
  • 高配当ではないが、安定した成長が期待できる
  • 長期投資家に人気

こんな人におすすめ

  • 安定した企業に投資したい
  • 配当よりも企業の成長性を重視したい
  • 長期でじっくり資産を増やしたい

ETFの詳細は過去の記事をどうぞ。

⑤米国のIT企業へ投資 (QQQ)

米国のIT(ハイテク)企業に投資できるQQQは、現在大きく成長しているETFです。
S&P500が回復したのも、GAFAMを筆頭としたハイテク企業の成長によるものが大きいです。

成長しているからといって購入し、それが高値掴みとなる可能も十分あるため、米国のハイテク企業に期待できる方は投資の検討をしてみる価値はありそうです。

特徴

  • Apple、Microsoft、AmazonなどのIT企業が中心
  • 成長性が高く、株価上昇が期待できる
  • その分、値動きは大きめ

こんな人におすすめ

  • 成長株に投資したい
  • ハイテク企業の将来性に期待している
  • リスクを取ってリターンを狙いたい

⑥ゴールドに投資 (GLD)

世界各国がお金を刷っていることから、インフレが懸念されています。
ゴールドとドルは逆相関の関係があると言われている点と、紙幣に信用がなくなった場合は、現物資産が投資先として有効と考えられます。

詳細は過去の記事に譲りますが、現物資産を株式を通じて行い方はGLDは一つの選択肢として考えられます。

特徴

  • 金価格に連動するETF
  • インフレ対策として人気
  • 株式と逆相関になりやすい

こんな人におすすめ

  • インフレが心配
  • 株式以外の資産も持ちたい
  • リスク分散を強化したい

⑦エネルギーへ投資 (XLE)

人々の生活に欠かせないエネルギーに関連する企業へ投資できるETFです。
エネルギーはIT企業な成長性は望めないのかもしれませんが、生きるために必要であることから、手堅い投資先かもしれません。

分散先の候補の一つと考える人もいると思います。

特徴

  • 石油・ガスなどエネルギー企業に投資
  • 景気に左右されにくい
  • 配当利回りが高め

こんな人におすすめ

  • 生活必需セクターに投資したい
  • 景気後退でも強い銘柄を持ちたい
  • セクター分散をしたい

米国(海外)投資の際の注意 / 為替の影響も加味すること

米国株投資をはじめ、海外へ投資する際に外貨で投資することがほとんどであると思います。
その際に注意が必要なのは、為替の影響です。

日本株の場合は株価だけを見て、損益を考えればよいのですが、海外の場合は日本円で外貨を買って、外貨で投資しているためです。用語を用いて説明すると、"外貨建て取引"です。

一般的に円高というと、円の価値が上がっているということなので、ドルと交換する際に、少ない円で多くのドルを交換できます。
その逆もあり、円安局面でドルと交換すると、多くの円を使ってドルを交換します。

つまり米国ETFはドルで購入するため、為替変動による損益が発生します。

  • 円高で買う → 有利
  • 円安で売る → 有利

株価だけでなく、為替の影響も考慮して投資判断をすることが大切です。

この状況を理解すると、どの場面で購入するか、または売却するかによって、損益が変わってきてしまいます。

つまり、海外投資を少ない日本円で行い場合は、円高の局面で投資をすると、少ない円で多くの株を購入でき、逆に売却する時は、円安の時が少ないドルで多くの円と交換できるため、利益がでます。

海外投資の時(外貨建てで取引する場合)は、為替の影響も頭に入れておくことを理解して頂きたく思います。

まとめ:目的に合ったETFを選べば失敗しない

米国ETFは種類が多く、最初は迷うかもしれませんが、目的別に選べば難しくありません。

  • 長期投資 → VOO / SPY
  • 安定性 → AGG / LQD
  • 高配当 → SPYD / HDV / VYM
  • 成長株 → QQQ
  • インフレ対策 → GLD
  • セクター投資 → XLE

自分の投資スタイルに合ったETFを選び、長期でコツコツ積み上げていくことが成功の近道です。

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